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VOIGTLANDER NOKTON 35mm F1.2

VOIGTLANDER NOKTON 35mm F1.2

X-mount向けに最初に発売されたNOKTONを導入しました。NOKTOClassicと入れ替えました。

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VOIGTLANDER NOKTON 35mm F1.2

M-mount整理の勢いに乗ってしまいました。更に

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この2本を下取りにしました。下取り額が完全に上回りました。これでコシナのMマウントレンズは一旦リセットしました。NOKTONclassic もC Sonnarも大変いいレンズでしたが、使い勝手の向上を目指しました。マウントアダプター経由ではないネイティブにX-mount対応したレンズの便利さを活かし、更に使用頻度を上げたいと思いました。

VOIGTLANDER NOKTON 35mm F1.2 X-T5

X-E4でもいいのですが、あちらはULTRON、X-T5にはNOKTONと組み合わせています。最近35mm F0.9も正式に発表になりましたが、流石に20万円程といいお値段ですね。F1.2で十分に満足しています。純正のXF35mmF1.4、ZEISSのTouit32mmF1.8に比べて一回り小さなレンズでF1.2です。もちろんオートフォーカスではないレンズですので一概に比較できませんが、モノとしての高級感は一番あります。そしてこの3本の標準レンズは写りやキャラクターがそれぞれ別方向に感じています。似たスペックになりますが、今のところ共存していける気がしています。

フィルター径46mmなので、以前から持っているエツミのドームフードを付けてみました。今のところケラレは確認していません。開放で出現するという虹ゴーストにもお目にかかっていませんが、楽しみにしています。

VOIGTLANDER

VOIGTLANDERはこの3本になりました。Heliarは単体では使えないレンズですのでMmountレンズ扱いしていません。あくまでもX-mount専用です。

結局、普段の撮影ではこの辺の焦点距離が一番使いやすいので、どうしても本数が増えがちです。

以前所有していた7artisans35mmF1.2とはやはり比べ物にならない写りだと思います。開放ですがしっかり写ってくれます。NoctonClassicに似ていると言われますが、コシナの個性のような気もします。ULTRON、NOKTONそれぞれの写りを理解できるまで使っていきたいです。

ZEISS Touit 2.8/50M

ZEISS Touit 2.8/50M

X-mountレンズ入れ替えその2はマクロレンズです。

代わりにXF60mm macroを放出しました。

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XF60はXシステム導入初期に手に入れて使っていましたが、やっぱりもう一歩寄れないという場面を何度も経験しました。マクロで寄れないとは変な感覚です。最短撮影距離は約26cm。60mmレンズとしてみればもちろん寄れるレンズです。しかし、ハーフマクロとは言えマクロレンズです。このレンズを持ち出すと所謂マクロっぽい絵が撮りたくなってしまいます。その時の感覚が寄れないなのです。

何かないかと一時はディスコンタムロン60mmF2をAFマウントアダプターで使えないかとか、CanonのEF-Sのマクロレンズはどうだろうかとか考えていました。

その時ふとこのレンズの事を思い出しました。調べてみるとこいつは等倍。約15cmまで寄る事ができるのです。早速キタムラネット中古を見てみると3本ほど出ています。その中から程度の良さそうな1本を取り寄せました。

ついでにスペックが被るオールドレンズも1本放出です。

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今回は偶にしか使わないレンズを所有していてもしょうがないとの方針のもと機材の整理も行っています。そうしないと増える一方ですから。レンズが生えてくるとはよく言ったものです。

ULTRON入れ替えで浮いた資金も投入してトントンといった所です。

ZEISS Touit 2.8/50M Makro Planar

コイツmacroではなくmakroなんですね。初めて知りました。XF60と比較すると最大径、全長、重量とも一回り大きいのかなあと思っていましたが、実際に手にしてみるとあまり変わらないという印象です。インナーフォーカス式なので、近距離撮影時も全長は変化しません。XF60が最短撮影距離時の伸びた全長と同じくらいの長さなのです。フォーカス速度は動かすレンズ枚数が少ないのか全群が行ったり来たりするXF60より若干ですが早く感じます。個人的には特に不満はありません。

ZEISS Touit 1.8/32 Touit 2.8/50M

これで12mmでコンプリートなんてことは考えないようにしています。実は32mmも一時は手放そうかとも考えました。ただ、XF35mmF1.4とはキャラクターが全く違い思いとどまりました。XF35はキャラが濃く、時々過剰な演出に感じることがあります。その点Touit32の方はパッと見は地味な感じでありながら、すっきりした空気感を感じさせる絵を出してくれたりします。ならばと今回姉妹レンズを導入する気になりました。

ZEISS Touit 2.8/50M X-T5

XF60を使っているときは絞り開放での撮影が多かったのですが、Makro Planarは寄れるので被写界深度を考えて絞る、そうするとシャッタースピードが遅くなってブレる、とのせめぎ合いを楽しむことができます。

これくらいならXF60でも撮影できたかもしれませんが、寄れない感覚がなくなり満足しています。

そしてX-mountシステム再構築は次回でクライマックスを迎えるのです。

父が遺した双眼鏡。何故父は双眼鏡を買ったのだろう。今となってはその答えは不明のままです。

VOIGTLANDER ULTRON 27mm F2

VOIGTLANDER ULTRON 27mm F2 X-mount

発注時には納期未定でしたが、一週間ほどで入荷の連絡が来ました。

導入に当たって焦点距離が被るXF27mmを放出しました。

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XF27はフジのシステムに入った最初のレンズで思い入れもありました。手放した理由はやっぱり最短撮影距離です。パンケーキレンズの宿命か、もう少し寄りたいと思う場面が結構ありました。それとXFレンズで唯一絞り環がありません。当初はあまり気にはならなかったのですが、他のレンズに慣れるに従ってやっぱり必要性を感じるようになってしまいました。オートフォーカスが欲しい場面も出てくるのではとも思いましたが、その時は他のレンズを使えばいいと割り切ることにしました。同じタイミングで近所のキタムラの中古棚に2代目の絞り環付きのレンズが並んでいましたが、レンズ構成は変わっておらず、寄れないのは一緒です。

そして、もう一本 レンズを手放しました。

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焦点距離は被りませんが、同じ名前のMマウントレンズです。とにかくカッコいいレンズでした。ライカMマウントレンズは今やユニバーサルマウントとなっています。ほとんどのミラーレスカメラで利用可能です。ただ、SONY Eマウントを処分してFUJI Xマウント主体になった自分にとっては、その意味合いが変わってしまいました。コシナのXマウントレンズは電子接点を持ち、その恩恵としてMマウントレンズ使用時より便利に使えます。Eマウント処分の勢いがMマウントレンズ処分へと加速してしまいました。

実際、2本のレンズの下取り額は購入金額を結構上回りました。

VOIGTLANDER ULTRON 27mm F2 X-mount X-E4

XF27よりも小さなこのレンズはE4といいバランスだと思っています。

昔々に一度入手して、手放したULTRONの分まで使い込みたいと思っています。

人生3本目のULTRONですが使い勝手について、一部ではフォーカスリングがノブでしか回せないことに否定的なレビューがありました。

VOIGTLANDER ULTRON 27mm F2 X-mount X-E4

実際フォーカスリングにローレットは刻まれていません。ただ、言われて初めて気が付きました。咄嗟の際に迷うことがあるかもしれませんが、咄嗟の際とは? 散歩しながらゆっくりフォーカスを合わせて撮影していますので、ノブが行方不明になっても探す範囲は僅かです。あまり気にならなかったことから、個人的には問題ありません。

VOIGTLANDER ULTRON 27mm F2 X-mount X-E4

やっぱり寄れるという性能はいいですね。僅か9cmの差ですが、撮影範囲は確実に広がります。

どちらも開放F2で撮りました。もちろんEXIFに情報が残っていました。

VOIGTLANDER ULTRON 27mm F2 X-mount X-E4

しばらくの間はE4とコンビで持ち出すことになりそうです。

New FD50mm F1.4

New FD50mm F1.4

1979年発売のオールドレンズ。市内のリサイクルショップで格安で売られていたものを確保したのですが、これがなんとマウント部が破壊された状態でした。購入時にはきちんと確認できず、何とかなれば御の字で買って帰ったのですがどうしようもありませんでした。マウントアダプターにはめ込むこともできませんでした。そうなるとまともな個体が欲しくなってしまいます。近所のキタムラでたまたま出会ってしまいました。

1980年、1984年オリンピック記念のレンズキャップも入手して使っています。キヤノンには是非東京オリンピック記念のレンズキャップも発売して欲しかったです。歳を取ったせいか、当時を思い出して懐かしい気分に浸ってしまいます。

KIPON FD FX M

最近KIPONのマウントアダプターを買いました。たまたま2万円超えの商品が8千円台で売られていたので買ってみました。所有しているキヤノンの標準レンズはこの50mmF1.4を除いて、最短撮影距離が60cmのモノばかりです。ただ、KIPONのアダプターは個人的に当たりが悪いのか、そもそも製品の品質がイマイチなのか、今回はレンズ側が装着しずらかったです。通常価格では買いたくない感じです。やっぱりK&Fが今は安心して買えるブランドかなあと思っています。

Canon New FD50mm F1.4 FUJIFILM X-T5

SONYのA7IIを処分してしまいましたので、これからはオールドレンズはAPSCのX-T5で使っていくことになります。画角のデメリットはありますが、180000分の1までのシャッタースピードをシームレスに使えるメリットもあります。ただ、今回の条件では1度9万分の1というシャッタースピードになっただけです。

逆光には強いと思います。ゴーストが出たのはこの1枚だけでした。フレアもほぼ出ることはありませんでした。

玉ボケはこんな感じです。

絞り開放、最短撮影距離ではピント面付近のにじみがあります。マウントアダプターのマクロ機能は、このレンズに関しては必要なかったと思いました。これ以上寄っての撮影はマクロレンズに任せたいと思います。標準でこれだけ寄れれば満足です。これも換算75mm相当となるAPSCのメリットかもしれません。

オールドレンズとしての面白さはあまりないのかもしれませんが、40年以上前のレンズとしては非常に高性能なレンズだと言えると思います。

 

XF18mm F2 R

XF18mm F2 R

時系列が錯綜する投稿順になってしまっています。昨年の暮れまで遡ります。広角レンズは使用頻度が低いといって、マイクロフォーサーズの広角レンズを整理したのに、たまたまXF23mmを入手したことから繋がります。しばらくは標準ズームレンズは導入しない方向になってしまいました。それなら標準ズーム広角端のこいつを導入しようと思った訳です。XF27mmよりは厚いですが、一部ではパンケーキレンズとも言われています。実際はパンケーキレンズというには厚すぎると思います。

XF18mm F2 R  X-A7

インスタグラムにこの組み合わせの写真があったのを思い出して合わせてみました。レンズ116g、ボディ320gの軽量コンビになります。(ファインダー別)

XF18mm F2 R X-E4

最も装着頻度が高い組み合わせです。導入以来ほぼこの組み合わせで使っています。バランスもいいです。

XF18mm F2 R X-T5

X-T5にも似合っています。しかし、実際にはX-T5には標準から望遠を付けて出かけていて、一緒にこのレンズを付けたX-E4を持っていくことがほとんどです。

見た目はこんな感じで気に入っています。操作性に関しては、絞りリングが搭載されているのがXF27との大きな違いです。Xマウントに替えたての頃は、絞りリングは無くても良い派だったのですが、最近は絞りリングを使う機会が増えています。やっぱりこのシステムは絞りリングありきの操作体系のような気がします。

XF35mm F1.4 R XF18mm F2 R

兄弟レンズのXF35と並べてみました。とても良く似ています。それもそのはずこの2本はXシステム最初の3本のレンズですから。もう一本のXF60mmも合わせて所有することになりました。

ということからも分かるように現在のリニアモーターを使ったXレンズとは違い、無音でフォーカスがあったりはしません。ただスナップ写真を撮る上では必要十分なAF性能だと思います。

気になる最短撮影距離は18cmで合格だと思います。もうちょっと寄りたくなる場面はいまのところありませんでした。

よく言われるようにキリキリの写りではなく、ややソフトな写りかもしれません。F2開放で被写体に寄れば、背景はそれなりにボケてくれます。絞れば十分な解像度を得ることもできます。

良くも悪くもFUJIFILM Xシステム初期のレンズです。個人的には気に入っています。

XF18mm F2 R X-A7