特に欲しかった訳ではなかった。しばらくはXF27だけで行こうと思っていたが、そういえばフィルターレンズあったよなと検索。2020年5月現在新品シルバーが7千円から1万円ぐらいで売っていた。ブラックは既に新品在庫払拭で、アマゾンでは2万円越え、ヤフオクでは3万円。中古なのにプレミア価格、信じられない。しかし、たまたま検索にかかったキタムラネット中古で4千円台。見つけたら買わないと後で後悔する。という訳ではるばる九州から送られてきました。
プラスチックトイレンズといえば、ウツレンズだがこれはまじめな4群4枚 24mm F8というスペック。
レンズ前にプロテクター、クロス、ソフトフィルターが仕込まれていて、鏡筒脇に切り替えリングがある。オリンパスのボディキャップレンズとは違い、フォーカスは固定。中古だったので説明書もなく初めはフィルターの種類を特定できなかったが、ググってやっと見つけた。鏡筒脇のリング部分に切り込みがあり、1本の時はプロテクト、2本はクロス、3本はソフトということらしい。最短撮影距離は1m。とりあえず撮ってみた。
どうなんだろう。やっと天気になった別の日に
歪曲もあるが、そんなことを言うレンズではない。思ったより、普通。それではソフトフィルターは
使い方次第なんだろうけど微妙な感じ。センスのある人が適した情景でうまく使わないと真価を発揮できないのだろう。そういう意味ではむずかしいレンズのような気がする。少なくともプレミア価格で買う価値はないといえる。
ついでにレンズを見て思いついた実験。
10年以上前、コンデジ全盛の頃買ったマグネット式のワイコンを死蔵していたことを思い出し、道具箱から引っ張り出す。
フィッシュアイはイメージサークルが小さく例え、1:1にしても使う気にならなかったが、06Wは蹴られはなさそう。
これではちょっと使う気にならない。ワイコン効果で最短撮影距離が短くなればと寄ってみたが、焦点距離が短くなったのと相殺みたいな感じで実験は失敗に終りました。レンズに貼ったプレートは早速剥がしてしまった。