ギズモン3本目 Kodalens コダック社のスナップキッズから摘出したレンズを使っている。UtulensAPS同様、既に元の製品が生産終了のため供給数が少ないとされているので、買えるうちに入手した。
このシリーズ、結局何本あるのかよく分かりにくい。
・写ルンですレンズを使ってる Utulens
・2枚で広角17mmの Wtulens WtulensL WtulensQ
・コダックスナップキッズの Kodalens
レンズに注目すると4種類存在することになる。
マウントから見ると
・Cマウント WtulensL WtulensQ UtulensAPS
・L39マウント Utulens Wtulens Kodalens
WtulensL と WtulensQ は結局アダプターが違うだけのように見える。
Cマウントの2種類は入手済みなので、今回Kodalensを買ってみた。
おしゃれなシールが用意されているが、おじさんには似合わない気がして自分で作ってみる。昔からお世話になっているAoneのラベル屋さん。久しぶりに見るとバージョン10になっていた。おまけにWeb対応でインストールの必要もなくなっている。
年賀状宛名印刷専用の我が家のプリンタがぐずって焦ったがなんとか印刷成功。
こんなことの為にプリンタを新調するなんて本末転倒だと思いながらEPSONとCANONのHPを見て、時間を無駄にした。
サークルカッターを使い、試行錯誤の末、なんとか完成。Utulens用もついでに印刷しておく。(買う気か)いつプリンタが壊れるかわからない。
レンズキャップは専用のものがギズモンのサイトでも売っているが、49mmならたくさん持っている。しかし、レンズのまわりに突起があってしっかり付かない。それで、専用のレンズキャップなのだろう。
そこで、ジャンクレンズやジャンクカメラを漁っていると付いてくる使わないフィルターからガラスを抜いて枠だけを取り出す。フィルターの内側をよく見るとガラスを抑えている板バネ?の切れ目があるので、精密ドライバーのマイナスでこじると簡単に外すことができる。たまにフィルターを袋に入れてガラスを割るみたいなことをする人もいるが、やってみると簡単ですよ。フィルター枠にタンポ印刷されている白い文字はこれも精密ドライバーのマイナスでこすって削り取った。
フィルター枠をねじ込んでいく。このレンズのプラスチックは結構柔らかいのでフィルターのネジ山でネジ切れるが、垂直にネジ込むのは至難の業。しかも一発勝負。案の定曲がって付いてしまった。しょうがないなあと思いながら押し込むとパチンといって、ピッタリはまった。取り外しはしないほうがいい。だから、ギズモンもマウント込みで売っているのだろう。マウント側も何度も付けはずしすることを想定している素材ではない。とにかく、フィルター枠さえ付けば、キャップどころかフードもOK。
PENTAXの標準用のプラスチックフードを付けてみました。
マウントもつけ外ししないほうがいいと言っても、L39ーMマウントリングは一つしかもっていないので、無理せず慎重にネジ込み、ヘリコイド付きアダプターに付ける。
これで、長い最短撮影距離を克服できる。
長い前置き(実際あれこれ数日かかりました)でしたが、以下は散歩しながの撮影。