いつもスペルミスするVoigtlanderです。
現代のオートフォーカスレンズとは違う精密さがあると思います。かつては国産カメラメーカーはみんなこのような品質の商品を作っていたのでしょう。
現代のカメラやレンズが決して品質が低い訳ではありませんが、金属とガラスでできた質感が魅力的です。この点に関してはオールドレンズも同じですが、今日新品で入手できる(私は中古で買いましたが)商品が存在していることが幸運なことだと思います。
コシナも企業ですから売れない商品を作り続けることはできません。多くの消費者が支持することを祈るばかりです。
思い出してみると、PENTAXシステムをメインにしていた頃もコシナのレンズを購入していました。Planar50mmF1.4ZK、Ultron40mmF2、Color-Heliar75mmF2.5、Apolanthar90mmF3.5。
何故買ったのかといえば、やはりこの質感に魅力を感じたからだったと思います。
それでは何故売ってしまったのかといえば、一言で言って「使いこなせなかった」からでした。
見やすいといわれるガラスペンタプリズムを備えたPENTAXのデジタル一眼レフでしたが、当時(調べてみたら上の4本のレンズは10年以上前に所有)はピントを合わせるのに苦労していました。
しかし、ミラーレスではEVFで拡大ができます。これほんと助かります。絞った状態、パンフォーカスに近いレンズではピーキングだけでもOKです。こんなことになるなら売らずに持っておけばよかったと後悔しています。
話がNoktonからだいぶズレてしまいました。まだまだ使いこなすところまではいっていませんが、とても気に入っています。
物としての質感だけでなく、写した写真もなんとなく現代のレンズとはちょっと違う空気感を感じます。雰囲気を足してくれるような感じがします。
今は開放よりも、1段か2段絞ったときの描写がお気に入りです。