前に18mmの記事で1979年発売と書きましたが、Wikiだと1978年になっているようです。まあどちらにしても40年以上前の話。
私が初めて親からカメラを持たせられたのはFujiの110カメラだったと思います。自分でフィルムを買いに行った時、間違って35ミリフィルムを買わないように気を付けていたことを憶えています。当時のカメラはフィルムの装填で失敗しないことが第一関門でしたから、カートリッジ式のフィルムはそのために作られたのだと思います。
そんな初心者向けのフォーマットにも関わらず、PENTAXは一眼レフを作ってしまいました。一眼レフへのこだわりだったのでしょうか？結局ボディ２種、レンズ６種が1985年ぐらいまで売られていたようです。
私はこれを2011年に入手しているようです。買った時の記憶があいまいなのですが、当時既にMicro43に手を出しており、レンズが使えることを知った上で買ったのだと思います。ハードオフに本体、レンズ３本、ワインダー、ストロボのセットで１万円はしなかったと思います。最近、別のリサイクル店でクローズアップレンズ５枚を見つけて確保しています。
この50mmですが、最短撮影距離が0.9mと長く、標準レンズではなく望遠レンズとして作られているので、扱いが難しそうです。APSCでは75mm相当となるでしょうか。
フィルター径が37.5mmと特殊です。フードは最近ヤフオクで入手しました。ゴムの劣化が心配ですが今のところ大丈夫そうです。特殊な口径なので他の選択肢がありません。
18mmや24mmに比べれば大きいのですが、それでも一般的には小さなレンズです。操作性は良くはありません。
ただ、ヤフオク等で安く手に入りますし、マウントアダプターも各マウント揃っているので手を出しやすいレンズです。
