50mm標準レンズの次に中古ではよく見かける135mm望遠レンズです。いつ頃入手したのかは覚えていませんから10年以上前でしょう。状態は普通といったところです。カビ取り掃除をした覚えはないので買った時からそうだったと思います。
PENTAXシステムを手放した際にMX、MEとMレンズは残しました。売っても大して高くもなかったでしょうし、自分の中では小型軽量のPENTAXらしいシステムだと思ったからです。小さいながらもオールドレンズらしい金属鏡筒を持ちデザインもこの後のA、F、FA、DAと続くレンズシリーズ中で一番好きだったからです。
当時、画質に関しては特に印象はありませんでした。しかし、A7iiと組み合わせて使うようになって、レンズだけですがPENTAXらしさを感じさせてくれることに気づきました。
PENTAXのAPSデジタル一眼レフで使っていた頃よりレンズの個性が見えるような気がします。PENTAXのシステムの中では当たり前の写りの傾向が、A7iiで他社のレンズと一緒に使うことによって分かりやすくなったのかと思います。
色はややあっさりした印象、スッキリとも表現できます。DA世代になると彩度が上がった印象があります。場面にもよりますが、スッキリ透明感のある古いレンズ達が最近は好みかもしれません。
拡大してよく見ると色収差もでていて現代的な高性能の基準からは落第してしまうのかもしれませんが趣味で使うには問題ありません。
標準レンズの次に手に入れやすい焦点距離で135mmは何本か持っていますが自分の基準になるレンズです。