私が所有するオートフォーカスレンズでは最望遠のレンズです。以前同じLUMIXの35-100という小さな望遠レンズを持っていましたが、GM1Sと一緒に処分してこれに買い替えました。沈胴型のレンズは撮ろうと思って電源をいれるとレンズを伸ばせと警告がでますが、いちいち面倒です。オリンパスやソニーのように電動式ならいいのですが、手動の場合は使い勝手が悪いです。
脱線しますがLUMIX G100が海外で発表されましたが、キットレンズがこの手動式の沈胴レンズです。何故パワーズームにしなかったのでしょうか。Panasonicには14-42の標準レンズもまだあります。ビデオ用途なら電動ズームもありだと思うのですが。
自撮り用途を考えると少しでも広角にしたかったのでしょうが、クロップされる４Kや電子手振れ補正では大差ないような気がします。国内発売の際には手軽な超広角レンズをキットレンズとして設定すればZV-1に対抗できるのではないでしょうか。しかし、G100には少し魅力を感じています。
話が脱線しましたが、レンズ名にPZが付いているように電動ズームです。メリット・デメリットが指摘されていますが、個人的にはあまり気になりません。それよりもこのレンズのインナーズーム・インナーフォーカスという特徴を気に入っています。
初めに書いたように、私が所有する最大の望遠レンズですが、小さなGM5と組み合わせてもバランスは悪くありません。ズームやフォーカシングの際に伸びちじみしないのでバランスが変化しません。それでいて175mm、35mm換算350mmもの望遠です。流石に200mmと350mmではその差はかなり大きいと言えます。
非常にコンパクト、軽量でGM5にベストマッチな望遠レンズだと思います。一つ気に入らない点は名前が長すぎることとそれに伴って文字のレタリングがゴチャゴチャしすぎな上に、赤とか金とか使い過ぎで安っぽく見えることぐらいです。
