初めて買ったデジタルカメラはCanonのIXYdigitalだったが、その写りに満足できずに買い替えたのか、追加で買ったかは今となっては記憶がありませんが手に入れました。フィルムのカメラは35mmがPENTAX MZ-3、APSがIXYだったのでこの2社から選んだことになります。
2003年5月発売だったようですが、発売直後に入手して本当に持ち歩いてたくさん写しました。同年9月発売の*ist Dまで手に入れることになるとは当初は思っていませんでした。
ここから本格的にPENTAXにハマっていくことになってしまいました。
スペックを並べても今となっては意味のないことですが、このレンズは当時公然とCasioにも供給されていました。よく見るとレンズ前玉が鏡筒と同心円になっていません。これは沈胴する際に一部のレンズを多分上方向へスライドさせることで収納した際の厚さを低減させるためでした。スライディングレンズシステムとかいっていました。なんか壊れやすそうな気がしましたが、結局CCDや他の部分が陳腐化するまで8年以上故障はしませんでした。
何と言ってもこの小ささは正にポケットカメラで持ち歩きに便利でした。それでも光学ファインダーを備えており、性能の悪かった当時の小さな液晶でも日中晴天下の撮影すら問題ありませんでした。
現在よく採用されるようになったジョイスティック状の操作ボタンで慣れれば操作性も良かったと思います。最初の写真のように前面にキズがついたことをきっかけに自分で貼り革を測って切ってデコっていました。当時から一体何か所にPENTAXと入れているんだと言われたデザインですがアルミにスピンドル加工されたボディは滑りにくく、真四角にも関わらず持ちにくさはありませんでした。
このOptioSからデジカメ遍歴がスタートしたと言えます。