現在所有している唯一のPENTAX-Aレンズです。過去に100mmDENTALmacroもあったはずですがどうしたのか記憶がありません。たまたま地元のカメラ屋に中古で売られていたので買っただけで、このレンズを探していた訳ではありませんでした。
AレンズはMレンズと違いデザインが好みで無かったので積極的には買ってきませんでした。PENTAXのデジタル一眼で使うと露出については全て自動にできるので便利かもしれません。シャッタースピード優先やプログラムが使えます。しかし、マウントアダプターで使う分にはMレンズ等と同じです。
開放F値は2.8で現代のレンズと同じです。これ以前のレンズだとF4、或いは他社でF3.5というスペックを持つレンズがほとんどだと思います。そのせいかMレンズに比べて若干大きくなっているようです。
最大撮影倍率は0.5倍のハーフマクロです。寄れる標準レンズという使い方しかしていませんので十分だと思います。その意味においてもMレンズのF4より、このレンズで良かったかなと思っています。
写りの方ですが、あまりオールドレンズらしくないというか、よく写ります。現代のデジタル世代ほどクリアでは無いのでしょうがマニュアルフォーカス最後の時代のレンズですし、オールドレンズの甘い描写を求めると違うかなという気がします。マクロレンズというジャンルのせいかもしれません。
逆光にも強そうですし、smcもタクマー、Kレンズ、Mレンズと改良されていたのではないでしょうか。