ズームなのにパンケーキレンズといっていいほど薄い状態で収納されます。PENシリーズのキットレンズとしては3代目になるんでしょうか。私は普段E-M5のボディキャップ代わりに着けたまま保管しています。
振り返ってみたら、初代から使っていたことに気が付きました。
レンズ構成は分かりませんが、焦点距離、F値とも一緒です。この3本に共通するのが、沈胴式で撮影の度にズームリングを回して伸ばしてあげないとメッセージが出てきて怒られます。そして、収納するにはサイドのスイッチをスライドしながらズームリングを回すという、片手では不可能な操作を要求するところでした。
このEZズームは電動で、本体の電源ONに連動して撮影可能状態へと伸長し、別売りですが自動開閉キャップを付ければ、コンデジ並みの手軽さです。それまでとは使い勝手が全然違います。これも手放しましたが、SONYの16-50にもサードパーティの自動開閉キャップを付けていました。レンズキャップから解放される唯一のレンズです。
Panasonicの45-175の所でも書きましたが、電動ズームは通常のズームほど素早く操作できませんがそれよりも使い勝手のメリットの方が大きく不満はありません。GM5と組み合わせることも多く、14mmから175mmまでの焦点距離をカバーしています。
このレンズのいい所は寄れるところで0.23倍(35mm換算0.46倍)とハーフマクロ並みで、キットレンズの標準ズームとしては歴代No.1だと思います。
このレンズを持っていて、自動開閉キャップを使わないなんてありえないと思います。