オリンパスの45mmから買い替えました。理由は中古で出物があったことがきっかけです。
2012年にE-PL3用に手に入れた45mmでした。当時はブラックが発売されておらずシルバーのみでした。E-PL3は手放しており、LUMIX GM5で使うには手振れ補正が無いこともあってチェンジしました。パナソニックも使ってみたかったというのもあります。スペックはほとんど同じです。焦点距離は42.5mmと45mm、F値はF1.7とF1.8、ただ、手振れ補正内臓の他、最短撮影距離が0.5mから0.31mと随分寄れるようになりました。この差が一番大きいと思います。
フードはオリンパスが別売りなのに対して、パナソニックは標準装備されます。このパターンは結構あって、見かけの価格ほど差は無くなります。
フィルター径はどちらも37mmと小さく、GM5と組み合わせてもいいバランスです。小さな単焦点はマイクロフォーサーズの特権です。プラスチックの鏡筒ですが安っぽくもなく、軽量なレンズになっています。オートフォーカスの速度はどちらも十分なスピードで、差を感じることもありませんでした。
フルサイズの85mmF1.4ほどはボケませんが、標準ズームの望遠端F5.6などと比べれば十分なボケも得られます。ダブルズームキットを手に入れて、次に単焦点が欲しいとなった場合、50mm相当のレンズかこの中望遠かということになるかと思いますが、単焦点に手を出したら結局どちらも欲しくなってしまうのではないでしょうか。
私の場合はスナップでも最近はレンズ1本で出かけることが多く、もしも焦点距離の関係で撮影できなかったら、それは次のお楽しみにして潔く諦めています。その時のレンズでなんとかならないか工夫してみると、今まで撮ったことがなかった写真が撮れたりして、自分の引き出しが増えるような気がします。