結構後回しにしていたレンズになります。Qシステムも終わりが見えてきて確保することにしました。箱もHOYAになったり、RICOHだったりでバラバラですが、中身はPENTAXです。
Qのレンズとしては07に次いで全長が短いレンズです。07ほどではありませんが真ん中に小さなレンズが見えます。3群3枚ですからトリプレット構成です。焦点距離は18mm、Qだと約100mm相当の望遠レンズということになります。絞りはF8固定、07よりは少し明るいですが大差はありません。最短撮影距離が0.27mと結構寄れると思います。ただ、Qだとピント合わせが大変です。液晶画面で拡大表示もできるのですが、ファインダーを覗くのとは違い、操作しているうちにズレてしまうことが多く、なかなか合ってくれません。ピントがくればそれなりには写ってくれます。かといって遠景はピリッとしませんから、ちょうどいい被写体を探すことから始めなければなりません。
パンフォーカスにはならないので、ピントはある意味シビアです。
普通に写るとつまらないと言われるユニークレンズの辛い所
特に周辺が流れることはありません。
Q自体が持つカスタムイメージやデジタルフィルターを重ねることで、表現することになるのでしょうが、それはセンスが要求される難しいことだと思います。
ちょっと性能の悪いレンズになってしまうか、面白いレンズになるかは使い手次第なのでしょう。