kiricub

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7artisans 35mm F1.2

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7artisans 35mm F1.2 & X-T20

 これまで手を出してこなかった中華レンズについに手を出してしまいました。7artisans 七工匠の35mmF1.2です。

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7artisans 35mm F1.2 & X-T20

 APSサイズのイメージサークルなのでXマウントを選びました。X-T20に装着するとバランスはいいと思います。

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7artisans 35mm F1.2 & X-T20

 もちろんマニュアルフォーカスで電子接点はありませんが、装着に関しては精度の悪さは感じませんでした。絞りにクリックが無いのは動画を使うつもりのない私にとっては不便ですが、ヘリコイドはスムーズですし、状態の悪いオールドレンズよりはいいと思います。

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7artisans 35mm F1.2 & X-T20

 APS専用とし、F1.2を実現しているところがポイントです。1.2がどれほどのものか試してみたくて買いました。最短撮影距離は0.35mとなっていますが、結論から言うと測った訳ではないのですが、そんなには寄れていないような気がします。もう少し寄れたらなあという場面が何度かありました。

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7artisans 35mm F1.2 & X-T20

 フードは純正で用意されていませんので、JJCのオリンパスLH-43互換のフジツボ型にしました。この43mmのフィルターネジですが、オリジナルのLH-43や43mmフィルターを付けようとしたところ大きさが合いません。クルクル回って止まりません。ここは精度が出ていないと思います。ただ、このJJCのフードは何故か止まりました。たまたま私の個体の問題かもしれませんが、どこかのレビューにもフィルターネジの緩さを指摘するものがあった記憶があり、そういうものだと納得しています。アマゾンで正規品ではなく安い並行輸入品らしきものを買ったので検査が甘いのかもしれません。

 しかし、F1.2は強烈ですね。ピントを合わせようとするとその薄さは厳しいです。拡大表示して合わせても、少しでも体が動いてしまうとピントを外してしまいます。フルサイズに比べてボケない小さなフォーマット用ですが、これだけボケが得られれば十分ではないでしょうか。むしろ少し絞って使うことになります。そういう意味ではF1.2である必要もどうでしょうか。まだ、使い始めなのでゆっくり攻略していきたいと思います。

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