PEN F用標準レンズの38mmF1.8です。今回はPEN-Fに装着して撮ってみました。レンズフードはフォーサーズ25mmF2.8用のLH-43です。このレンズを手に入れた当時まだ新品で売っていたこのフードを入手しました。それ以来、本来のPEN Fで撮影する時も使っていたものです。
レンズとボディとのバランスはとても良いと思います。PEN-Fはピント合わせの際に拡大表示するボタンが用意されているのでオールドレンズが使いやすいです。更に10本までのオールドレンズを名称登録できるので、撮った画像にEXIFとして、レンズ名、焦点距離、開放F値が記録されます。これは画像を後から確認するのに役立ちます。
マウントアダプターは随分前に手に入れた中国製のもので、今となってはメーカー不明です。当時はいろいろなメーカーからアダプターが発売されていて、メーカー毎の評価も定まっていませんでした。どちらかと言えばマイナーなレンズ規格ですので、あまり選択肢は無かったと思います。装着はきつめですが、緩くてガタつくよりはいいかと思います。
厳密には無限遠のチェックなどはしていませんが、普段スナップするには特別問題はありません。
レンズのサイズとしてはMマウントレンズに近いと思いますが、こちらは一眼レフ用レンズですので、Mマウントレンズに比べ寄れることが強みだと思います。
このレンズはPEN F用としては最もよく見かけるもので、それほど価格は高くなく、コンディションの良いものも探しやすいと思います。
PEN F用標準レンズには他にF1.4やF1.2もありますが、希少なレンズで状態のわりに価格が高いものが多く入手するに至っていません。どこかで幸運な出会いがあれば入手するかもしれませんが積極的には探していません。
換算76mmになってしまいますが、個人的には使いにくさを感じることはありませんでした。
ボケはざわつく感じがあるような、どうでしょうか。
PEN-Fにはフォーマットの問題もあり、通常のフルサイズのオールドレンズより、PEN F用のレンズを使っていきたいと思っています。