かなり以前から持っているPENTAXの元祖パンケーキレンズです。一眼レフカメラを初めて手に入れる際にパンケーキレンズのルックスにやられました。PENTAXを選んだのは当時FA43という唯一のAFパンケーキレンズがあったからでした。
パンケーキレンズはカメラに付けた姿が薄くてカッコいい、携帯性が優れているのがメリットでした。しかし、アダプターを介して接続する現在は、薄さのメリットは無く暗い、寄れないのデメリットしかありません。各社のオールドパンケーキレンズは一時ほどではないのですが、小口径の標準レンズに比べて価格も高く、現在では価値が下がってしまっているように感じます。
少しでも寄れないハンディを緩和するため、ヘリコイドアダプターとLM-PKアダプターを重ねて付けてみました。結局レンズの厚さは3倍くらいになってしまいます。APS-Cのセンサーサイズと相まって60mm相当となる画角も利用します。
フードやフィルターも付けずに使うのがこのレンズに合っているのかなあと思っています。DA40のフードでもいいのですが、少しでも薄く使いたいと思っています。
いかにSMCでも逆光ではハロっぽくなり、ゴーストもでます。この辺はオールドレンズですね。
ヘリコイドを繰り出すと上の2枚の差になります。ここまで寄れれば十分ですが、ピントリングが細すぎてやはり操作性は悪いです。