kiricub

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Voigtlander VM-X CloseFocusAdapter

 当初は購入の予定はありませんでしたが、Heliarの為に用意しました。定価は同じですがEマウント版のほうが、市場価格が少し下がっています。HeliarはFuji機で使いたかったので他には選択肢がありませんでした。Hawk's Factoryという所のものもあったのですが、沈胴可能という情報がネットに一件しか無く、冒険するには価格も純正に比べて圧倒的に安い訳でもなかったので純正にしました。

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左:SHOTEN 右:Voigtlander VM-X

 沈胴できなかったSHOTEN製に比べ、内径が大きいことがわかるでしょうか?外径も少し大きいようです。

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左:SHOTEN 右:Voigtlander VM-X

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左:SHOTEN 右:Voigtlander VM-X

 ヘリコイドの繰り出し量が2mm違います。SHOTEN製の方が結果寄れることになります。ヘリコイドの回転角はSHOTEN製の方が小さくなっています。繰り出し量が大きく回転角が小さいので早くピント調節ができることになります。一方Voigtlanderは逆に微妙なピント合わせが可能とも言えます。私の使い方ではSHOTEN製の方が合っているような気がしています。ヘリコイドを回した際の感触については大差は無いように思います。

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Heliar 40mm F2.8

 純正ですから当たり前に沈胴できました。これでだめだったらどうしようかと、ちょっと思っていました。

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Heliar 40mm F2.8

 一本くらいは沈胴式のレンズが欲しかったのですが、ライカは相当古いものでも価格が高く、Industarはレンズの状態が酷そうで手を出しずらかったのでHeliarにしました。

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FUJIFILM X-A7 & Heliar 40mm F2.8

 X-A7はデジタル写ルンですを志向して買ったので、ピント合わせをするレンズの使用は想定外です。最近発売されたX-E4が気になるところです。ファインダーがあるX-E4との組み合わせならデジタルローライ35になれるかなあと妄想してしまいます。ただ、すぐには買えそうもないのでしばらくはこの組み合わせで楽しみたいと思います。

 ローライ35は私の好きな原康さんの本で紹介されているのを見てから憧れていました。ただ、目測のフィルム機なので、使いこなす自信がなく、何度か中古を見かけましたが購入まで踏み切れませんでした。

 X-E4の値段が落ち着いて、中古でいい出物があれば狙ってみたいと思っています。