十数年前に手に入れたKONICA EYEです。EYEのロゴのデザインが特徴的ですが、搭載されているレンズは30mmF1.9という大口径になっています。セレンも生きていましたが、ボディの劣化がひどく、ジャンク扱いだったと思います。
この時代の大口径のハーフサイズカメラはレンズの明るさを競争していたようですが目測のピントではなかなかレンズの明るさを活かすことは難しかったと思います。
最後に使ってから10年近くが過ぎてしまい、ようやく決心して分解してみました。
この手のカメラにしてはレンズの取り出しは比較的楽にできましたが、Mマウントボディキャップへの移植で無限を出すのが難しく、結果的にオーバーインフになってしまいました。
セレンはフィルター枠を活かしたかったので付けてみました。フォーカスは固定、ヘリコイドアダプター頼みで絞りは開放固定です。
オリジナルの最短撮影距離は1mですが50cmくらいまで寄れるようです。
十数年ぶりにレンズをつかってあげることができました。晴れた日中は使いにくいですが、これからたまには使って行こうと思います。