kiricub

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ZUIKO MC AUTO-MACRO 50mm F3.5

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ZUIKO MC AUTO-MACRO 50mm F3.5

 マクロレンズの事を記事にして、このレンズを記事にしていないことに気付きました。

 このレンズも一度手放して再度入手しました。初めに手に入れたのは2010年の11月のようです。その後、OM-1nと一緒に一旦処分してしまいました。昨年たまたま格安のOMレンズを手に入れ、マウントアダプターも再度入手したことからヤフオクでOMレンズをウォッチしていて落札してしまいました。割とよく出回っているレンズなので、入手性はいい方だと思います。

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ZUIKO MC AUTO-MACRO 50mm F3.5

 上の写真は10.年前に入手した個体。

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ZUIKO MC AUTO-MACRO 50mm F3.5

 6千円にしては、いいレンズが手に入ったと思います。

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ZUIKO MC AUTO-MACRO 50mm F3.5

 今回は専用ケース付きでした。純正のマウントアダプターはディスコンのようです。今から思うと少し惜しい気がします。当時は中国製のアダプターは少なく、価格もあまり安くありませんでした。その割に外せなくなるトラブルの話が結構あって、純正を買いました。

 

 古い本によると抜群の解像力を誇る軽量コンパクトな標準マクロで、描写力は秀逸でF2とはまた違った存在感があるそうです。F2の方は滅多に見かけることは無く、あっても程度のいいものはビックリするほどの値段で取引されています。

 この時代の標準マクロレンズはほとんどがハーフマクロだったようです。このレンズも最大撮影倍率が0.5倍です。そこで、接写リングの代わりにヘリコイドアダプターを付けてみました。

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ZUIKO MC AUTO-MACRO 50mm F3.5

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ZUIKO MC AUTO-MACRO 50mm F3.5

 レンズだけでもこのくらい伸びます。

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ZUIKO MC AUTO-MACRO 50mm F3.5

 ヘリコイドアダプターを繰り出すことで、どの程度倍率が上がっているか不明ですが、マイクロフォーサーズなら黙って2倍、実質等倍ですので相当大きく撮れそうです。

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 上の写真が何倍なのかは不明ですが、これ以上寄る必要がないと思えるくらいには寄れます。これ以上は腕、手持ちの限界かとも思います。三脚に据えて撮るのが基本なのでしょうが、お気軽に撮影したいのでこんなものかと思います。

  決して使いやすい訳ではありませんが、接写リングを付けはずしする手間はありません。遊びとしてはいいのではないでしょうか。