ソニーEマウント用フルサイズ対応のオートフォーカスレンズは2本目です。A7iiにはタムロンの28-75F2.81本で行こうと思っていたのですが買ってしまいました。
普段E16mmF2.8をボディキャップ代わりに付けっぱなしにしていたのですが、これはAPS-C用のレンズで使用頻度も低く専用のワイコンと一緒に手放そうと思い立ち、代わりのレンズを物色しはじめたのですが、やはり純正にはこれといった付けっぱなしレンズがなく、折よく手ごろな中古を見つけてしまったという訳です。
一応検討したのは純正の35mmSONNARでした。小さくカッコいいツアイスは魅力的ですが、なにしろ寄れないレンズという評判で、その上結構古いレンズでしたので、新しいシグマにしたというところです。
前玉は小さいですが、後玉は結構大きくて意外でした。ミラーレス専用に開発されると一眼レフとは設計が異なることが想像できます。
装着感にまでこだわった金属製のフードが標準装備されているのもポイントが高いです。しっかりしたサイズで効果も期待できます。
当初は単焦点にしては明るさがF2.8ということで、もう一段明るかったらなあと思っていたのですが、寄れる性能と引き換えならば寄れる方がいいかなと思っています。
45mmという焦点距離ですが、50mmならオールドレンズをたくさん持っているので若干ですが広角なのはラインアップとしてはいいのかなとも思っています。PENTAXのFA43Limitedを処分した代わりだと思っています。
さすがに現代のレンズです。オールドレンズとは違いスッキリしていて収差が取り除かれていることがよくわかる気がします。
マクロレンズではないレンズでここまで寄れれば、普段使いのレンズとして十分ではないでしょうか。
最近のレンズは大きく、値段も高くキットで販売されるレンズ以外はなかなか手に入れることが難しいと思いますが、そんな中でこのレンズは決して安い訳ではないと思いますが、しっかり作られていて好感が持てるレンズだと思います。