kiricub

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SIGMA 56mm F1.4 DC DN Contenporary

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SIGMA 56mm F1.4 DC DN Contenporary & PEN-F

 サードパーティシグマのレンズは今のところこの1本を持っています。このレンズを買ったのは子供のバレーボールの試合の撮影用として必要になったからです。初めは14-150の便利ズームを持っていきましたが、ISOを1600にしてもシャッタースピードが全然足りずに惨敗したのがきっかけです。その時はF2.8通しのズームなんて念頭にありませんでした。

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SIGMA 56mm F1.4 DC DN Contenporary & PEN-F

 体育館内では画角として100mmちょっとで足りること、あとはできるだけ明るいレンズということで、他には候補はありませんでした。子供とは言えバレーボールなら最低1/125のシャッタースピード、できれば1/250あればボールを止められます。オリンパスには75mmF1.8がありますが、それでは少し長いのと半段ですが明るさにアドバンテージがありました。

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SIGMA 56mm F1.4 DC DN Contenporary & PEN-F

 このシリーズはAPS-Cミラーレス用ということで、換算焦点距離が2倍になってしまうマイクロフォーサーズでは画角が一般的なレンズラインナップから見ると中途半端な設定ですが、たまたま目的にはちょうどの画角でした。せっかくイメージサークルAPS-C用なのにもったいない感じですが、中心のおいしい所だけを使うと思えば私にとってはいいことずくめだと思い込んでいます。

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SIGMA 56mm F1.4 DC DN Contenporary & PEN-F

 16mm、30mmに比べ、焦点距離が長いにも関わらず一番小さくできているのも、マイクロフォーサーズでは好都合です。写真のようにPEN-Fにつけてもバランスが悪くなることはないと思います。

 普通に撮るとF1.4だけあって結構ボケますが、体育館で20mくらい離れて写すには結果的に被写界深度が深いことが功を奏し、ネットの白帯でピントを合わせておけば、そんなにピントを外すこともありませんでした。

 位相差方式ではないE-M5とPEN-Fですが、オートフォーカススピードもなんとかなりました。行ったり来たりではなくスッと合ってくれます。

 56mmF1.4とオールドレンズにありそうなスペックですが、まぎれもなく現代デジタルミラーレス用レンズですので、収差の少なさを感じさせる写りをします。

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 ボケもきれいだと思うのですが、どうでしょうか。フードはもちろん標準添付されます。