kiricub

カメラやレンズや好きなモノ

New FD50mm F1.4

New FD50mm F1.4

1979年発売のオールドレンズ。市内のリサイクルショップで格安で売られていたものを確保したのですが、これがなんとマウント部が破壊された状態でした。購入時にはきちんと確認できず、何とかなれば御の字で買って帰ったのですがどうしようもありませんでした。マウントアダプターにはめ込むこともできませんでした。そうなるとまともな個体が欲しくなってしまいます。近所のキタムラでたまたま出会ってしまいました。

1980年、1984年オリンピック記念のレンズキャップも入手して使っています。キヤノンには是非東京オリンピック記念のレンズキャップも発売して欲しかったです。歳を取ったせいか、当時を思い出して懐かしい気分に浸ってしまいます。

KIPON FD FX M

最近KIPONのマウントアダプターを買いました。たまたま2万円超えの商品が8千円台で売られていたので買ってみました。所有しているキヤノンの標準レンズはこの50mmF1.4を除いて、最短撮影距離が60cmのモノばかりです。ただ、KIPONのアダプターは個人的に当たりが悪いのか、そもそも製品の品質がイマイチなのか、今回はレンズ側が装着しずらかったです。通常価格では買いたくない感じです。やっぱりK&Fが今は安心して買えるブランドかなあと思っています。

Canon New FD50mm F1.4 FUJIFILM X-T5

SONYのA7IIを処分してしまいましたので、これからはオールドレンズはAPSCのX-T5で使っていくことになります。画角のデメリットはありますが、180000分の1までのシャッタースピードをシームレスに使えるメリットもあります。ただ、今回の条件では1度9万分の1というシャッタースピードになっただけです。

逆光には強いと思います。ゴーストが出たのはこの1枚だけでした。フレアもほぼ出ることはありませんでした。

玉ボケはこんな感じです。

絞り開放、最短撮影距離ではピント面付近のにじみがあります。マウントアダプターのマクロ機能は、このレンズに関しては必要なかったと思いました。これ以上寄っての撮影はマクロレンズに任せたいと思います。標準でこれだけ寄れれば満足です。これも換算75mm相当となるAPSCのメリットかもしれません。

オールドレンズとしての面白さはあまりないのかもしれませんが、40年以上前のレンズとしては非常に高性能なレンズだと言えると思います。