kiricub

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PENTAX ESPIO mini レンズ移植

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 手に入れたのは10年前。消費税が5%の時代。

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 PENTAXの75周年記念モデル。しかし、このシャンパンゴールドの外装は剥がれやすいことで有名。プロの写真家もサブ機として使っていたことは知っていた。

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 結局、フィルムは3本写したようだ。不都合なく撮影できたし、きれいに写るいいカメラという印象を持った。その後死蔵状態となる。

 レンズだけでもなんとかならないかなあと思っていたが、ここにきてMマウントキャップ+ヘリコイド付きアダプターならいけるような感じがした。

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 途中の破壊経過は生々しすぎるので自粛。

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 すみません。不器用な素人なので仕上がりまで、構っていられませんでした。絞りはついたまま、接着剤で開放固定。その部分まで壊すと組めないような気がして。

 ここで、ふと思いついて

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 43-49のステップアップリングを接着。

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 FA43Limited用に予備で持っていたMH-RA49を装着

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 ヘリコイド付きマウントアダプターに接続すれば

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 撮影可能となります

 ここまで来たら

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 キャップは現行の”PENTAX”の文字が彫り込まれているものではなく、最初にFA43Limitedを買った時に付属した印刷のもの。なんとなく売却する時残していた。

ESPIOのボロボロの本体からキラキラの75周年記念シールを丁寧に剥がして貼り付けた。

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 もともと最短撮影距離は0.3m。だいたいその辺までは寄れる。空を写すと周辺減光もあるがいい感じ。

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 売却処分してしまったPENTAXの先輩たちと一緒に

 

 このレンズ"PENTAX-ESPIO 32mmF3.5 Limited"と名付けたい。