以前作ったEspio miniのレンズをX-T20で使ってみました。 kiricub.hateblo.jp
開放F3.5固定のレンズで、無限遠のままパチパチ撮影しましたが、ちょっと、ヘリコイドを出して3~5mに合わせていたほうが良かったかなと思いました。流石にF3.5ではパンフォーカスとはいきません。(上の2枚は一応合わせました)
回転角度はほんの少しなのですが、無限遠ではピントが甘くなります。
逆光には強くなさそうです。直接太陽を入れたわけではありませんが、盛大にフレアが発生しました。
ヘリコイドを使えば近接でピントを追い込むこともできます。SHOTENのヘリコイドアダプターは6mmまで伸ばせます。Eマウントでは安価なライト版を買ったので、5mmまでですが、1mmの違いを明確には感じませんし、かなり近寄ることができます。
このヘリコイドアダプターのおかげでMマウントキャップ改造が成立しています。APSフォーマットでは画角が少し狭くなりますが、周辺画質の心配がなくなります。
Mico43ではヘリコイドアダプターはあまり発売されていません。フランジバックがEマウントやXマウントより長いので、結果繰り出し量が減ってしまうからでしょうか。換算の焦点距離が2倍になってしまうので、他に比べて需要が少ないのでしょうね。実際、発売されたとして買うか?と言われたら、微妙なところです。オールドレンズや改造レンズ遊びはA7とX-T20があれば十分かなと思っています。