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LM変換リング 取り外しトラブル

 ロシアのIndustar61LDをギズモショップで買い、Mマウントヘリコイドで運用しています。その後、ギズモンのUtulens、Wtulens、KodalensもLマウントレンズとして使用しています。 kiricub.hateblo.jp

 

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 たまたま、全部ギズモショップだった。

 今日はLマウントレンズを使っていて困ったことを紹介します。

 先ほども書きましたがLマウントレンズはLM変換リング(LM変換アダプター?正式名称は?)を使用してMマウントとしてカメラ側に接続するのですが、使い終わった後にこのリングがMマウント側に残ってしまう時があります。

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 私の場合はIndustarを使うとかなりの確率でそうなります。ネットで対処法を調べるとレンズをもう一度付けて、先にリングごとMマウントから外して、その後リングを外すとあります。しかし、このやり方が上手くいきません。マウントアダプター、リングがそもそもライカのものでなく、精度が悪いのかどうか知りませんがどうしてもリングが残ってしまう時があります。

  似たようなモノにPENTAXのマウントアダプターKがあります。こちらもスクリューマウントからバヨネットマウントにマウント変更した際にスクリューマウントのレンズを新しいバヨネットマウントのカメラに付けるためのものです。

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 このマウントアダプターKも外しにくいのですが、ロックされた状態で何か細いもので板バネを押してあげると取り外すことができます。しかし、LM変換リングにはありません。

 こんなことは昔から皆さん困っているだろうからきっといいものがあるだろうと検索してみましたが以外にありません。困っている人は少ないのかなあと思いました。

 そんな中で、フォクトレンダーのリアキャップにそのための突起があるという情報がありました。見てみると確かに3つの突起があります。

 Noktonclassic40mmのリアキャップです。

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 これをひっくり返して

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 リングのへこんでいる場所に合わせると簡単に回すことができます。

 この情報は知っている方には今更でしょうが、しかしMマウント(コシナではVMマウント)です。Lマウントレンズのリアキャップにもついていたのでしょうか?

 Mマウントのキャップに今でも付けてくれていることに感謝すべきでしょうが、使う場面を考えるとこの突起のあるLマウントキャップがあればなあと思いました。

 フォクトレンダーのカタログを見ると現在Lマウントのレンズは製造しておらず、また、この便利な突起の事についての記述はありません。

 私はレンズに付属していたものとは別に手に入れ、LM変換リングとセットで保管しています。

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 この情報がだれかのお役に立てればと思っています。