CANONのNewFDが続きますが、このレンズはハードオフのジャンク箱からのサルベージです。ジャンクの理由は後玉にカビがあるためです。ただ、外観、前玉は比較的綺麗だったので買ってきました。3千円くらいだったと思います。
帰ってサクッとカビ取りしようとしたのですが、後群のレンズを外すことができません。後ろから見てレンズ群のカニ目らしきものがあるのですが、とても小さくレンチをしっかり掛けることができないのです。CANONのNewFDは後ろ側が複雑そうでマウント付近を分解したくないのですが、分解しないとレンズにアクセスできないようです。
どうもNewFDはPENTAXのレンズに比べて素人が分解しにくい造りのものが多い感じがします。設計思想がまるで違っているのでしょうか。
私の持っているオールド135mmレンズでは唯一のF2.8です。他はF3.5ばかりなので、ちょっと高級な感じはします。しばらくはカビつきまま使っていくしかありません。
フードは内蔵ですので、別に用意する必要はありませんし、収納も一瞬で大変便利だと思います。最近のレンズではあまり見かけませんが何かデメリットがあるのでしょうか。
以前はマウントアダプターを2段重ねで、周辺が蹴られていましたが、新しいアダプターでは問題なくホッとしています。
個人的にはカビの影響を感じませんがどうでしょうか。
ボケは少しザワつく印象がありますがどうでしょうか。私が持っている他の135mmは最短撮影距離は1.5mですが、このレンズは1.3mと少しだけ寄れます。ただ、使ってみてそれほど違いを感じることはありませんでした。