過去記事の続きですので興味があればどうぞご覧ください。
取り敢えずの結論は
前回の記事では一言も触れていないレンズにたどり着くところが、自分でも決して論理的な思考の結果ではないと思います。
ただ、カメラ趣味のレンズ選びなど所詮論理的思考で決めるものでもないとも思っていますが。
人生3本目のプラナーです。
初めてのプラナーは1.4/50 ZK コシナのKマウント。これは本当に美しいレンズでした。
2本目のプラナーはGマウント 2/45。
PL3に何とか装着した感じで、まともに運用できるようなものではありませんでした。具体的には当時のビューファインダーではピントは見づらく、フォーカスリングも機構上滑らかには回りませんでした。
このレンズの存在自体は以前から知ってはいました。ただ経験的にツァイスレンズはその価格の何割かはツァイスという名前に支払われるような気がしていました。それでもやっぱりツァイスレンズへの憧れが約10年ぶりにプラナーを手に入れることになってしまいました。本当にこればっかりは理屈ではありません。
50mm マクロプラナーと共用のレンズフードは必要以上に立派に見えます。LEICA DG Sumilux 25mmもフードが大きかったですが、フィルター径が52mmですので、手持ちのフードを付けてみます。
薄い枠のフィルターを付けるとしっかり嵌ってくれませんでした。
Mレンズはフィルター径が49mmですが、Kマウント初代は52mmでした。こっちはしっかりはまってくれますが、今度はキャップが付きません。
少し邪魔な感じはしますが、取り敢えずは純正フードで運用していこうと思いました。
キタムラネット中古をいつものお店で受け取って、近くの公園で動作検証的に少し撮っただけの感想を以下に書いてみます。
ファインダーを初めて覗いた時には感動はありませんでした。XF35mmF1.4の時にはこれはいいレンズだぞという感じがありましたが、いたって普通な感じです。
AFについても普通です。遅く感じることもなく、早く感じることもありませんでした。日中曇りの屋外でしたが、問題ありません。最短撮影距離がXF35ほど寄れないのは織り込み済みでしたが、これもまあまあ普通といったところです。
今のところ否定的な感想も肯定的な感想もないといったところです。それはこのレンズが普通のレンズだからなのか、自分が感じ取ることができないだけなのか。3本目のプラナーは1本目や2本目とは違って、とことん使い込んで沢山シャッターを切ってみて評価したいと思っています。