前にも同じタイトルの記事を書きましたが、この組み合わせを導入した理由でした。
今日は3週間ほど使ってみての感想を書きます。
トータルとしてまずまず満足しています。全体としてのコンパクトさはちょうどフルサイズのA7iiとMicro43機の中間であり、予想通りです。
4つのマウント、5つのメーカーのカメラを使っていると操作性がバラバラになってしまうので、手になじむという感覚まではなかなか時間がかかるのですが、シャッターの半押しストロークが長い以外は特に困るようなこともありません。
画質については、そもそもの私の要求レベルはあまり高くはないので、全く問題ありません。デジタルカメラも2010年以前は、新しい機種が発売されるたびに大きな進歩を感じることができましたが、それ以降は出てくる絵を見て明らかに進歩しているとは思わなくなりました。
2017年発売のT20ですが、私の所有しているデジタル一眼では一番新しい機種です。文句の付けようがありません。
これからの課題はフィルムシミュレーションです。まだ、デフォルトのProvia/スタンダードで撮影していますが、他の設定の使いどころや更にそれぞれの細かな設定など果たして自分は使い切れるのだろうかという心配もあります。そこまで使い切れたらいいのですが。
レンズは良くも悪くもパンケーキレンズです。メーカーのHPの仕様によると、最短撮影距離が0.6m~∞、マクロ34cm~∞となっています。特にマクロ切り替えなんかないと思うのですが、なぜわざわざ別記しているのでしょう。どちらにしても寄りは得意ではありません。せめてあと10cm寄れたらと思います。
似たようなレンズでPanasonicの20mmF1.7を持っていますが、20cmまで寄れます。換算の焦点距離はだいたい同じなので頑張って欲しかったところです。
オートフォーカス速度が遅いと言われています。確かに早くはありません。オリンパスのプロレンズはとても早くてビックリします。しかし、そのせいで撮影できなかった場面はありません。止まっているものを撮影するのであれば困ることはありません。用途を考えれば、オートフォーカス速度を上げるために大きなモーターを入れて大きなレンズになることと、今のスタイルを選択するのかの考え方の違いだと思います。
とにかくまだまだ使いこなせていませんが、使い続けていきたいカメラです。