kiricub

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M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

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Olympus OM-D E-M5ii M.zuiko 12-40mmF2.8pro

 ブログに書くのが後回しになってしまっていたメイン機です。2015年2月の発売だったようですが、私が購入したのは2015年の11月でした。(写真を調べました)

 それまでのPENTAXシステムを全て買い取りに出したところ、思った以上の金額になり、珍しく新品で購入しました。キットレンズとして、別の高倍率ズームを手に入れました。最近マーク3になりましたが、まだまだ現役で使っていくつもりです。

 PENTAXシステムがメインでしたが、マイクロフォーサーズが発表され、E-P1LumixのG1をサブとして使い始め、レンズを含めたシステムの小型軽量さに魅力を感じました。ただ、初期のマイクロフォーサーズはまだまだオートフォーカススピードなど一眼レフには及びませんでした。しかし、世代を重ねる毎に進化し、このE-M5辺りになると私にとっては十分なものでした。

 さて、レンズの方ですが、このレンズを買ったのは昨年です。ずっとOLYMPUSのPROレンズを無視していました。プロではないので、PROレンズは必要ないと自分に規制をかけていたのですが、発売から時間がたって中古もちょくちょく見かけるようになり、値段もこなれ、規制する意味が無くなってきました。他のメーカーのF2.8通しのズームレンズに比べて、圧倒的に小型でお安いとなれば試してみたくなりました。

 結論からいうと、それまでのレンズに比べ何が違うのかは分かりませんがオートフォーカスが静かにスッと合います。初めて味わう感覚でした。私が早いオートフォーカスシステムをあまり経験して来なかったからかもしれませんが、ちょっと驚きました。決して新しいカメラではないE-M5でも違いが明らかでした。

 更に、このレンズは寄れるのです。最短撮影距離0.2mで最大撮影倍率0.3倍、35mm換算0.6倍、ハーフマクロを超えています。

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 よくマイクロフォーサーズはボケないと言われます。フルサイズに比べ2段分ぐらい暗いレンズと同じくらいだそうです。ボケの大きさを比べればその通りなのでしょうが、逆に言うとピンボケしにくいとも言えます。それからもう一つはボケなくてもシャッタースピードはF2.8ならフルサイズだろうが、マイクロフォーサーズだろうが一緒のはずです。速いシャッタースピードは手ぶれ、被写体ブレを防いでくれます。

 近年特にフルサイズ用のレンズは私から言わせれば巨大過ぎます。いくら性能が良くても持ち歩くのはちょっと躊躇われるサイズになってきているのではないでしょうか。

 ただ、センサーに関しては他のフォーマットに比べ技術革新の恩恵を一早く製品に反映できていないように見受けられます。オリンパスパナソニックには頑張っていただきたいところです。