1979年発売のPentax auto110用のレンズで撮影してみました。110フィルム用のレンズですのでMicro43のカメラで撮影すれば本来の画角に近いのでしょうが、APSサイズのカメラで写している方も多く、今回はフジのX-T20で使ってみました。PentaxQでは、使っていたのですが、全て望遠になってしまうのであまり出番がありませんでした。
絞りは開放2.8だけでレンズには絞りはありません。auto110はボディ側に絞りをもっているので(シャッター兼用?)、マウントアダプターを使ってデジタルカメラで撮影する場合は開放2.8固定になります。一応2mmの穴を開けた厚紙をマウントアダプター内に押し込んで絞りにしようと作ってありますが、今回は開放だけで撮影しました。
レンズフードはヤフオクで調達しました。オリジナルはゴムフードで、たまに出品されますが、当時のものですので、ゴムの劣化が気になります。アマゾンで30.5mmのフードで検索したところ、UNのゴム製フードの他にアルトという銘柄のものが出てきますが、それに似ています。サイズの表記しかないので、断定はできませんが。これにQの40.5mmキャップが内側にピッタリ収まりました。
小さなレンズなのでピント合わせはフードを回してもできそうだと思ったのですが、実際撮ってみると、普通にレンズ本体で合わせていました。それでは以下が撮ってきた写真です。
開放2.8だけでどうなることかと思っていましたが、これなら絞りはいらないかなというのが感想です。これは重要ではないのですが、X-T20はメカシャッター+電子シャッターの設定にしています。電子シャッターの時に鳴らす疑似シャッター音ですが、用意されている3種類、どれもあまり気に入りません。昔のレンズシャッターのようなチッていう音がします。
110レンズはあと3本あるので、撮影したら紹介させて頂きたいと思います。
しかしバラが多い。