PENTAX auto110の標準レンズである24mmです。他に所有している3本のレンズは既に記事にしました。
3本ともX-T20と組み合わせていました。110フィルムのイメージサークルからするとマイクロフォーサーズが一番近く、今回の24mmなら48mm相当になる所ですが、APS-Cだと36mmくらいになるようです。
auto110レンズの中でも最も小さなレンズになります。フィルター径は25.5mmです。レンズに絞り機構はありませんので、F2.8固定となっています。以前は絞りを組み込むことも考えましたが、GIZMONのレンズ等、F8やそれ以上の絞り固定のレンズもあり、少し暗い状況専用にすることにしました。
フードは標準でゴムフードが指定されていますが、オリジナルは経年劣化が心配な上、結構な価格で取引されており、僕はAmazonでUNのものを購入しました。
レンズより大きなフードになってしまいました。しかし、フィルター径が特殊なのかあまり選択肢は無いようです。これはこれでいいかなとも思っています。
写りはいかがでしょうか。当然全て絞り開放です。最短撮影距離が35cmと36mm相当としては今一歩寄れません。マイクロフォーサーズで標準50mm程度ならもう少し被写体を大きく写せるのですが。
周辺減光もあまり目立たないと思います。ただ、ボケが結構独特な感じがします。このくらいの曇り空であれば、F2.8でもシャッタースピードが足りなくなることもありませんでした。
FUJIFILMのXシリーズのいい所で、メカシャッターから電子シャッターへ自動的に切り替えてくれる設定があります。SONYにもOLYMPUS にも電子シャッターは装備されているのですが、メニューから切り替える必要があります。これがF2.8固定のPENTAX-110 レンズをFUJIFILM Xシリーズで使っている理由の一つでもあります。
PENTAX-110 レンズはオークションでも結構流通していますので、入手しやすいオールドレンズだと思います。