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M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6

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M.ZUIKO ED 9-18mm F4.0-5.6 & E-M5ii

 マイクロフォーサーズのズームレンズは6本所有していますが、最も使用頻度が低い広角ズームレンズを紹介します。

 そもそも広角には苦手意識があり、何を撮るかと言えば大きな建物くらいしか思い当たらず、田舎は都会と違ってそういった被写体は少ないので、必然的に出番が少なくなる傾向があります。要は自分の意識の問題ですが。まあ、一応持ってはいるという状況です。

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M.ZUIKO ED 9-18mm F4.0-5.6 & E-M5ii

 レンズキャップは付属のものから、マイクロじゃないフォーサーズのものに代えてあります。なぜオリンパスは現在主流の中でつまむ形のキャップを止めたのでしょうか。フードをしたまま取り外しをするにはこの形の方がやり易いことぐらい自明だとおもうのですが。この形のキャップもだんだん手に入りにくくなっています。

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M.ZUIKO ED 9-18mm F4.0-5.6 & E-M5ii

 このレンズを買った時、広角ズームの選択肢はPanasonicの7-14F4かこのレンズしかなかったと思います。Panasonicは2mmも広くズーム全域F4と高性能そうだったのですが、自分の使用頻度を考えると比較的安いこのレンズ一択でした。また、前玉が結構飛び出ている形はますます持ち出す機会が減りそうでした。

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M.ZUIKO ED 9-18mm F4.0-5.6 & E-M5ii

 例によって気に入らないのは沈胴式であることです。伸ばした時のカッコ悪さといちいちズームリングを回して撮影準備をしなければならない所は沈胴式に共通するものだと思います。不満な点はこれだけです。後は軽く、コンパクトで使うかどうか微妙な時でも持ち出すハードルが低い点はこのレンズの利点だと思います。

 しかし、広角ズームレンズは人気がないのかPanasonicもですが、モデルチェンジされていません。オリンパスのホームページを見ても、レンズのマウント側がシルバーのこのデザインのレンズは全てディスコンになっているのに唯一このレンズは発売時からそのままです。

 これって、往年のOM-SYSTEMやPEN Fの交換レンズ群と似たデザインだったはずですが意外にも短命に終わってしまいました。レンズでブラックとシルバーの2色展開しなくても、これだったらどちらにも合うと思うのですが、カメラ女子的にはシルバー単色のほうが受けるのでしょうか。確かにプラスチックでこのデザインでは安っぽく見えます。写りに関しては特に文句はありません。

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