X-A7スナップシューター化計画の第2段は換算28mmクラスを狙ってamazonで買えるようになったこのレンズを導入しました。絞りも固定、フォーカスも固定です。
しかし、酷いデザインだと思います。赤い三角は取付指標としては見やすいのでいいのですが、時計の文字盤風の印刷は意味不明です。子供が思いつきそうなアイディアなんじゃないでしょうか。
そんなこと考えるよりもレンズキャップができないこと、或いは内臓することを考えて欲しかったです。ポケットからサッとだしてパシャッと写してまたポケットにいれることを考えればレンズキャップは不要なのかもしれませんが、前玉は奥まっていないので、すぐに傷つきそうです。
調子に乗ってビューファインダーも付けました。X-70のオプションのVF-X21です。ヤフオクも見てみましたがキタムラネット中古で安く新同品を見つけました。結構たくさん在庫がありましたよ。(2021/2現在) 以前からRICOHのGV-1?なんかは何気に気にして探したりしていたのですが、1万円を下回ることは少なく飛びつきました。
前回の記事で紹介したオリンパスのVF-1が35mm前後をカバーしますからこれで広角側もカバーできるようになりました。
レンズの薄さが際立っています。因みに金属(アルミ?)製です。この角度では被っているように見えすが、ファインダーはフラッシュの使用を邪魔することはありません。絶妙のクリアランスです。
それで問題の写りの方ですが、一瞬の晴れ間を狙って撮ってきましたので、下手な写真をご覧ください。
これだけでは分かりにくいのでもう一枚。
大体同じ位置から写してみました。周辺を見れば一目瞭然です。WtulensLはF16固定にもかかわらずぼやけて流れていますが、UFO lensはビシッとしています。4群6枚のレンズ構成は伊達ではないということでしょうか。
もちろんWtulensLの魅力はこのローファイなところなので、良し悪しではありません。逆に言うとUFO lensは、例えばキットレンズのXC15-45と同等の写りだとすると絞りやフォーカス、焦点距離を固定してこの薄さを実現したとも言えます。コンパクトさにメリットを感じるかどうかが評価の基準になるのではないでしょうか。
私はX-A7を小さなレンズをあれこれ試しながら使っていこうと思っていますので、このレンズはある程度ちゃんと撮りたい時に使っていこう思いました。